2013-03-18から1日間の記事一覧

野村秋介獄中句集『銀河蒼茫』を読む

おれが俳句というものに興味を持つとすれば、次の一句に尽きる。 虚子一人銀河と共に西へ行く どこで初めて目にしたか覚えておらん。覚えておらんが、俳句というこの短い言葉の中に、全宇宙のスケールのあることにえらく打たれたのだ。 して、野村秋介『銀河…