古田敦也はどこへ行くのか

goldhead2004-09-24

 再ストライキ回避、来季も十二球団維持と、とりあえず妥結したプロ野球。ここんとこの騷動で、一番株を上げたのは何かと言えば、楽天でもライブドアでもなく古田選手会長に他ならない。交渉にあたる意思の強さと、おしゃれ眼鏡できめた知的さ、それに加えて人前でも涙を流す情熱を持ち合わせている。さらに言えば、選手としてナイスな成績を残してることが大きい。きっちり仕事をこなして、文句は言わせないって感じ(交渉の鬱憤をボールにぶつけてただけかもしれん)。
 さて、古田は今後どうなるのか。もちろん本人はできるだけ長く現役をと思っているだろう。その後は、既定路線で行けばヤクルトの監督。もし、オーナーとの仲が悪くなったところで、どこかの球団がほっとくはずがない。他の道も考えてみよう。「解説者として野球を外から〜」ってパターン。野球観とユーモアを兼ね備えた、一流の解説者になるだろうな。まあ、いろいろあるだろうけど、最終的にはコミッショナーになってもらいたい。選手出身だからといって、選手寄りになることもなく、公平にその立場で能力を振るえるはずだ。
 あるいは、野球界を離れた場合も妄想。そりゃもう、政治家だな。次の選挙に出たところで、当選確実だ。しかも、単なるタレント議員じゃ終わらないね。いずれは大臣、総理大臣だ。ベースボール政治。うるさい野次も牽制球でブッ刺す。
 なんかよくわからないけど、古田に濡れ濡れってことで。