2004-10-15 青空が悪いの 日記 死ぬまで一緒にいましょうと 言ってた小鳥は逃げた なんだかいいことありそうな 青空が悪いの ―「太陽のうそつき」ゆらゆら帝国 横浜の東の方は半月続けて雨だった。そして今日は突然の晴天だ。僕はこの青空に弱ってしまう。雲ひとつない青空は将来のことを考えろと迫る。どこか遠くの町のことを考えろと迫る。人生の逃げ場のなさを白日の下にさらけ出す。それはとてもクリアだ。サングラスをしても避けられない直射だ。僕は弱った虫のように体をこわばらせて、うまく喋ることもままならない。