阿久津主税殿の陣中見舞い

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-041116-0004.html

若手のホープ阿久津主悦5段(22)と、女流の竹部さゆり3段と古河彩子2段が、将棋を通じて親交のある田中厩務員を陣中見舞いした。

 思いがけず阿久津主税の名を見た。最近は週刊将棋新聞を読む機会などもなく、将棋界のことはよくわからないが、阿久津主税(あくつちから)の名は忘れられない。もちろん、名前そのものを、だ。阿久津主税と並べたい棋士の名前といえば安用寺孝功(あんようじたかのり)だろう。二人揃ってどこの時代劇か、という印象。最近の棋界トップクラスは平凡な名前が多い。若手のホープも「渡辺明」である。ここらあたり、両棋士の一層の活躍に期待したい。
 一方、棋士ならぬ騎手の名前でいけば、やはり筆頭は宝来城多郎。……と言いたいところだ、すでに引退。中央で目立つ名前といえば、初見の人が読むのが不可能と言われる田面木博公(たもぎひろまさ)くらいのもの。騎手の人材難はこんなところにも来ているのか。
 ところでマイルチャンピオンシップ。先週同様テンションは上がらない。思うに、関西のレースというのも影響している。ユビキタスの時代とはいえ、やはり関東と関西では囲碁と将棋くらい違う。しかしながら、エリ女のように一歩引いたところから高配当というケースもあるので、力まずに参加したい。今のところ阿久津も応援ファインモーションが、薄ぼんやりと気になっている。今秋、ぼんやりと外せないと思った馬は、ゼンノロブロイアドマイヤグルーヴなどそれなり来ているので、自分の中で注意。後は、あまりに人気薄ならユートピアでも買おうか。ただ、上がりに切れる脚が無いから馬場と展開の支援射撃が欲しいか。あ、真面目に考えちゃいけない。ぼんやり、ぼんやりと。

追記:あ、日刊スポーツに誤植発見。「阿久津主‘悦’」になってる。紙面でも同様の間違い。俺のATOKは「ちから」で変換するけど、読み方を知らなかったのか。googleで検索すると「阿久津主悦」で七件。しかしこれはなかなか難易度の高い誤植だ。校正のプロが見落とすのもむべなるかな。