つたえたい ぼくのきもち わたしのおもい 作品展

 昼休み、関内駅前にある横浜市民ギャラリーへ行ってきた。訳あって、「つたえたい ぼくのきもち わたしのおもい 作品展」を見てきたのだ。これは、横浜市内の障害のある児童・生徒による絵画・工芸・陶芸作品の展示会である。もちろん、生来の子どもの絵好きの俺(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20041203#p1)には興味深いものに他ならない。
 さて、横浜市民ギャラリー。そういうものがあるらしいとは知っていたけれど、足を踏み入れるのは初めてだ。館内はけっこう古い感じ。お目当ては一階と二階に分かれて展示されていた。展示の内容は絵画・工芸・陶芸にとどまらず、まさに多種多様。何か学園祭のような雰囲気でもあった。
 思ったより絵は少なかったけれど、陶芸のに面白いのが幾つかあった。それらは横浜美術館のエントランスあたりにひょいと置いても、誰も不自然に思わないだろう。しかしなんだ、そんなのを見ながら、陶芸をやりたくなった。これはもう。陶芸といえば学校時代に美術の時間、あるいは修学旅行先で何度かやったようなものだけど、そういう縛りなしに、思うがままにやってみたい。そんな風に思った。他に革製のクラフトなんかもあったけれど、そういうのもやってみたい。毎日パソコン相手にデータだけの仕事をしているから、手作業が恋しくなるのかもしれない。
 それはそうと、やはり漫画やゲームのキャラクターをモチーフにした物もたくさんあった。何と言ってもドラえもんは人気だ。それに、ピカチュウも健在。あとはトトロやディズニーなど。しかし、あまりに上手に模写できているミッキーマウスやディズニー・プーなどを見ると、会場に弁護士が乗り込んでくるんじゃないかとヒヤヒヤするね、他人事ながら。
 というわけで、何やらカルチャーセンターでも通いたくなるような作品展だった。クラフトワークは良いものだ
 追記:あまり関係ないけれど、ペンタイアの子のクラフトワークはこちらの意味で、テクノ方面のそれではなかったようだ(http://bangumi.cside2.jp/kininaru.html#395)。しかし、テクノ方面のそれが「発電所」の意味とは知らなかった。ウィー・アー・ザ・ロボット、てってれれ。