TVタックルの感想

 月9ドラマを見るような私ではないので、なんとなくTVタックルを見ることが多い。いつも同じ様な顔ぶれが同じ様なことを繰り返し言ってるだけのだけれど、ときどき知らなかった情報や面白いシーンが見られたりする。
 しかし、昨夜のはつまらなかった。中国の驚異(は誤変換。これでは「世界丸見えテレビ特捜部」だ)否、脅威の話題。話題自体はそれなりに興味深いとしても、パネリストのメンバーがつまらない。一応、自民、民主の政治家を呼んでいるのだけれど、それが西村眞悟じゃどっちが何だかわからない。評論家、コメンテーターも同じ方向性の人ばかり。幾つか口論する場面もあったけれど、これじゃ根本的な対立軸がほとんどない。
 以前は社民党の女性議員や経済評論家の森永卓郎などが一応対立する面子だったのだけれど、それが昨夜は欠けてたのだ。というか、最近見なくなってしまった。テレビ朝日にはめずらしい傾向の番組なので、彼らが片ガチのように叩かれるわけで、それもそれほど面白いとは思えない(やっぱ議論は釣り合ってないと)のだけれど、やはり対立は必要だ。誰か負けブックを飲んでくれる人は居ないのだろうか。こういう場合、大竹まことが敢えて反論したりすることもあるのだけれど、昨夜はそれもなかった。
 そんなわけで、気になった点を二点。まずは靖国参拝問題で小泉首相にくってかかったシーンが放送された民主党中津川博郷議員。「お、この名前からするに、例の郷士の末裔か?」と早合点。もちろん、幕末にも姿を現した、一種伝奇的ですらある勤皇の村の名前は「十津川村」(http://www.vill.totsukawa.nara.jp/gaiyou.html)。紛らわし名前だがね。中津川議員は神奈川県川崎市出身の模様(http://www.interq.or.jp/tokyo/nakatsu/ 「なかちゃんホームページ」)。
 もう一つは、以前も取り上げた武見敬三のおしゃれ眼鏡(id:goldhead:20040823#p2)だ。昨日、彼が掛けていた眼鏡は以前のものとは違い、フレームが下にだけあるタイプのものだった。ちなみに、フレームが上半分ないし下半分の眼鏡を「ハーフリムナイロール」というらしい。また、下だけのものは「アンダーハーフリム」「逆ナイロール」「下リム」などと呼ばれる模様(googleの検索結果画面をつらつら眺めただけ)。おそらく最近の流行であろう「下リム」にチャレンジする武見敬三日本メガネベストドレッサー賞に向けて邁進してもらいたいものだ。