詰め将棋で詰んでるのに穴熊で時間稼ぎをして逆王手

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050308-0009.html

「将棋でいえば詰んでいる」と豪語した堀江社長だが、フジの逆襲に追い詰められた。

 やっぱり登場したか、「逆王手」。スポーツ紙で使われるのは毎度のこと(id:goldhead:20041025#p2)なんだけれど、今度はホリエモンの「詰め将棋でいえば詰んでいるのに、穴熊やっててもしょうがないでしょう」発言があったので、それに対応してということだろう。
 おそらく世間でもさんざん突っ込まれているのだろうけど、「詰め将棋」は「詰んでいる局面」であって、「いえば」もクソもない。それともあれだろうか、詰めていくと穴熊完成の局面が現れるという一種の「曲詰め」だろか。まあ、そこまで分かりにくい例えをする意味もないわな。ただ、「穴熊」って言葉は、将棋知らない人にもそれなりにニュアンスが伝わりそうだ。もしも堀江が「藤井システム」とか言ったら、なんか経済用語みたいに聞こえるかもな、関係ないけど。
 しかしまあ、フジテレビ、ニッポン放送ライブドアのニュースに関しては、テレビを見ていてお腹いっぱいという感じ。今日の発表によると、どうやらフジテレビ自体の絶対防衛圏は完成したようだ。後は新株予約が認められたらフジの圧勝。認められなかったら、まだしばらくニッポン放送を舞台に長手数になるのだろか。フジサンケイグループライブドアの戦いは、NHK朝日新聞の戦いよりも、より「ガチ」という感じで、まあ、もうちょっと続いてくれても楽しめそうだ。堤義明の話題も昔話ばかりで聞き飽きたし。