この日は特に事もなし

 家でテレビを見ながら、ちょぼちょぼ小銭を投じただけ。ただ、そのちょぼちょぼが一個も帰ってこなくて、また入金せねば。する金があれば。
 東のメーンはクリスタルカップ。かつてはヒシアマゾン激走の歴史があったりするレースだけれど、今年はどうも低調なメンバー。一本かぶりの一番人気は新潟二歳組のアイルラヴァゲイン。鞍上は柴田善臣。俺は、柴田善が大舞台で結果を出せないのを知っている。午前中で仕事を終える、なんて揶揄されるのも知っている。しかしだよ、あれだけ勝ち星を重ねるジョッキーだ。そんなの、単なる巡り合わせだよ、と言いたい。そして俺は、エイシンサリヴァンを本命にした。
 結果、善臣は「アンちゃんかよ?」というちぐはぐなレースっぷりで沈んだ。ディープサマーはこの距離で生きたのかな。スーパー競馬のゲストが岡部だってことで、「ああ、タイキシャトル産駒!」と思ったファンも多いだろう。
 西のメーンはディアデラノビアの連闘が注目されたフィリーズレビュー(昔の四牝特のことだよな?)。単勝ラインクラフトが被り気味で、さらにディアデラノビアがいたものだから、それ以下が美味しい感じに。俺はとりあえずジェダイトを買って観戦。そしたら、直線入口くらいまでは期待を持たせたけど、そこまで。結果、、いかにもトライアル的な乗り方だと思われるラインクラフトがかっさらった。ディアデラノビアは、全国の競馬ファンならびに競馬関係者、実況アナウンサーらの「言いにくい名前だなぁ」という思いが集まり、64キロくらいの負担重量になったと思われる。今からでも改名できないものか。