砂漠の国の夢は遠く

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050327-0016.html

地方の雄が大健闘を見せた。アジュディミツオーが、世界の強豪11頭を相手に見せ場十分のレースを繰り広げた。快挙達成を期待させる激走。だが、まとわりつく暑さと粘土質の独特の砂が、最後のひと踏ん張りを許さなかった。引き揚げてきた内田博騎手は「よく走っているよ。世界を舞台にこれだけやれたのだから」と納得と悔しさが入り交じった複雑な表情を見せた。

 六着大健闘といっていいだろう。何より十分な体調でレースに出せたことがすごいことだ。しかしまあ、大井で走ってたあの馬が、世界の大舞台で……と思うと感慨深い。これがまた日本帰ってきて南関東のレースに出てきたりするんだからたまらない。ともかく無事に帰国することを願う。