さて、帰るか

 気がついたら一時十五分を回っていた。プログラマの人だったら「デスマーチ」とか言うのかな、こういうのが始まったのは先週の火曜日か。それでも、毎日家に帰ることができるし、日曜日は休めているのだから恵まれているのかもしれない。日記も書けているし(忙しいと逆に多く吐き出したくなる癖もあるのだけれど)。しかし、だいたい、休んだところで何をするんだ。九時五時仕事なんかになってみろ、午後五時から寝るまでの膨大な時間に何をしろというのだ。ちょっと日曜に休んだだけで、絶望感や憂鬱の黒い影がすべり込んでくるところだった。アルコールがなければ危ないところだった。ところがどうだ、これだけ毎日働いていると、ソラナックスの世話になるヒマもない。しかし、重い重いデータをプリンタウト中に落書きをするヒマはあった。もの凄く久しぶりに手で何か書いたので、記念に残しておこう。そうか、ヒマな時間があったら、手を動かせばいいのだ。安上がりだ。しかし、こんな事をしているから帰れないという気がしないでもないが、取り込んでgifにするくらいはたいした時間でもない。ああ、しかし、歩いて帰ろう。座り続ける毎日なのに、あるいはそのせいで手足に変な痛みがある。ああ、ジャグジー、ジャグジー

 ……と思いきや、なんか建物の目の前の道で怒鳴り合いの気配。しばらく外に出られん。もうちょっと働けという神の意志か?