お茶をこぼした

 昼休みにマグカップ一杯のお茶をぶちまけた。幸いにもパソコンは無事だったが、私のジーンズは濡れた。パンツの仲間で濡れた。幼い日のおもらしの感触が蘇った。しかし、惨めなだけである。会社には着替えなど置いていない。やけに小さなドライヤーを使って乾かしたが、どこかしら嫌な感触が残ったままである。