ドライトマトと炊き込みニンニクと枝豆のお好み焼き

 断っておくが、ドライトマトと炊き込みニンニクと枝豆のお好み焼きは全く別の話である。
 ドライトマトhttp://www.kagome.co.jp/annamamma/products/dried.html)をスーパーで見つけた。説明書きを読むと、単にパスタにぶっかけて、塩コショウで整えればいいという。百六十円程度だったのでとりあえず買ってみた。そして、茹で上がったパスタにぶっかけてみた。見た目の予想では、けっこう主張しそうな感じではあったのだけれど、これが案外あっさりしていて驚いた。まあ、要するにオリーブオイルだ。俺は塩コショウだけ掛けてある素パスタ(?)みたいなものが好きなので、こういうのはありだ。米だって毎日チャーハンやカレーで濃い味にするわけではない。
 レトルトカレーを食べた。ただレトルトでは芸がないので、ガーリックライスにしようかと思った。しかし、いちいちフライパンを使うのも面倒だ。そこで、炊くご飯の中にニンニクのかけらをぶっ込んでみた。ご飯半合に対して五かけらくらいなので、ニンニク比重は大きい。不安なのは炊いている間で、吹き上がる水蒸気のにおいは、正直な喩えをここに書きにくい何かのようなにおいがしたものだ。ところが、炊きあがって蓋を開けると大したにおいはしない。カレーを掛けて食べても味で特に主張もしない。しかし、もう一度驚いたのは食感。ペースト状というのかクリーム状というのか、一見固形なのに、口の中にいれるととろけるのだ。さあ、それがカレーのクオリティにどう関係があるのかはわからない。
 皮を剥いた状態の枝豆が一パック百円で売られていた。それを買ってお好み焼きに入れて食べた。お好み焼きは久々だったが、ひっくり返すのも上手くいった。上出来上出来と思い、皿に移そうとした時に気が付いた。電子レンジの中に解凍が終わった豚肉があることに。仕方ないので、豚肉に醤油とみりんと料理酒をぶっかけて、さらに加熱して食べた。よく、祖母があたためたものを電子レンジの中に忘れることがあったのを思い出した。