涙の腰越状

 大河ドラマの『義経』を、久々にそれなりに見た。なにせ、タイトルが「涙の腰越状」。腰越といえば、あなた、私の地元でした。しかし、地元といってもちょっと違う。俺は津西の方だったからな。……と、あまりに瑣末な土地鑑を持ち出してもしかたないが。まあとにかく、「腰越」と来ると一応見ておかねばならないのだ。しかし、長らく遠ざかっていたこともあって、いまいち乗り気にならない。やはり、一番印象に残ったのは次回予告後の義経紀行(?)であった。しかしなんだ、弁慶の腰かけ石にだらっと寝そべるネコは出来すぎだ。これはNHK得意の演出ではないかと疑いたい。かわいいからいいけど。あ、しかしなんだ、満福寺か。この木彫りも見せられたんだろうか。記憶にないな。けど、きっと見せられたんだろう。小学校の歴史(社会)の授業は、古代から始まって近現代には絶対に入れないと言われるが、腰越の小学校はあなた、鎌倉時代で足止めでしたよ。とはいえ、この寺はあまり覚えていない。お、調べてみると真言宗か(http://www10.ocn.ne.jp/%7Emnpk/)。真言の寺だったか。急遽ここに「空海」のジャンル付けをして、手広の鎖大師とともに訪れようかという気にもなったのである。いつの話になるかは知らないが。