K-1GP決勝大会

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200511/19/index.html
 いよいよK-1の決勝トーナメント。試合内容と結果を幻視したので、メモしておく。

  • レミー・ボンヤスキーvs チェ・ホンマン
    • ボンヤの判定勝ち。さすがに王者相手じゃホンマンには厳しかったか。ただ、見せ場がなかったわけではないので、これから一線級〜一線半級との戦いは見物かもしれない。ボンヤはローでKOを狙うかと思ったが、途中から逃げ切りへ。蹴る方にもダメージがある相手だったかもしれない。○案外当たってた。
  • レイ・セフォーvsセーム・シュルト
    • ボンヤが強敵として名を挙げたシュルトさん。その評判に違わず、きっちりと判定勝ち。セフォーがいくら自分のペースに持ち込もうと挑発しても、マシーンのように潰していくさまは大したものであった。○案外当たってた。が、ここまで差を付けるとは思わなかった。
  • ジェロム・レ・バンナvsピーター・アーツ
    • オールドネームといっては失礼だが、独特の空気になったこの試合。どちらとも頑張ってほしいという感じではあったが、心の成長があったと評判のバンナがKO勝ち。悲しみを知った人間が強いというのは、このジャポンでヒーローになるためには知っておかなきゃならないぜ。×バンナが思わずさえない。ピーターの左腕狙いも効いたのか。アーツが判定勝ち。
  • 武蔵vsルスラン・カラエフ
    • 二年連続シルバーメダルの武蔵が、判定勝ちで好発進。カラエフはいずれ頂点も狙えそうだが、武蔵相手に武蔵風の戦いになってしまい、武蔵的な意味では武蔵に軍配が上がるのは当然だ。△もうちょと様子見試合になると思ったが、カラエフがビュンビュン飛ばした。判定は、まあホームタウンだから。
  • 準決勝 ジェロム・レ・バンナvs武蔵
    • ジェロムレが優勢で試合が進んだが、古傷再発で武蔵が押し返して僅差の判定。無冠の帝王はまだ無冠のままだ。一方の武蔵は、武蔵的にジェロムに当たり負けしないあたりが偉い。×グラウベ・フェイトーザリザーブから上がってきた。そして、蹴り二発でガードを解かせて、空いたところに膝を見舞って撃沈させる。武蔵はカラエフ戦のダメージもあったか。

総評:判定試合が多かったが、なかなか見所が多かったように思う。新勢力と旧勢力のいい具合に相まって、レコあたりも出てくれば、来年も期待できそうな感じだった。さあ、あとは大晦日だ。シュルトの優勝は予想通りだったが、KO連発で圧倒するとは思わなかった。あと、レコは負けたらしい。