讃えよセーム・シュルトを

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200511/at00006710.html

司会者が「大みそかシュルトホースト、決まりでいいですか?」と谷川プロデューサーに同意を求めると、「いやあ、その辺はまだこれから調整していかないと……」と苦笑いで即決を避けたが、これだけ新旧王者双方ともが希望しているだけに、この対決はグッと現実味を帯びてきたと言ってもいいだろう。

 圧倒的な巨神兵っぷりでK-1チャンピオンになったシュルトさん。その優勝を応援込みで予想していた(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20051119#p2)だけに嬉しい(が、こんな一銭の得にもならない予想あたってても嬉しくないような気もする)。しかも、俺は塩漬けにすると読んでいたのに、血まみれでねじ伏せてきたのだから最高だ。
 で、大晦日。あまりダメージなさそうな巨神兵再出撃とのこと。どうも谷川のリアクションを見ると、他に(ろくでもない)考えがありそうな感じだが、とりあえずこれはやってほしい組み合わせ。グランプリを退いたとはいえアーネスト・ホーストだ。全勝とはいえ試合数の少ないシュルトさんに、さらなる箔を付けるのにもってこい。いや、それじゃホーストがかませ犬みたいじゃないか。あるいは、ちょっと止めるの難しげなシュルトさんをどうにかする手だてがありそうなのもフォー・タイムス・チャンピオン。うん、いいじゃん、これで。ちょっと大晦日らしい馬鹿なお祭りくささはないかもしれんが、いいさ、それで。チェ・ホンマンとか当てるよりずっといい。ぜひ、そういうことで。
 いや、しかしなんだろう、ボブ・サップチェ・ホンマンは「デカイ奴が技の奴をねじふせるのか」というアングルで出てきたと思うが、「デカくて技の奴」であるシュルトはほんとにどうしたもんだろう。総合でハリトーノフとかにボコボコにされたのは忘れて、しばらくは最強K-1王者と思って見ていきたいと思う。ほんとに。