師走のそのあと

http://www.asahi.com/life/update/0112/008.html

 石油温風機の欠陥で一酸化炭素(CO)中毒事故が相次いだ問題で、製造・販売した松下電器産業は12日、全国すべての世帯と宿泊施設の計約6000万カ所に危険性を知らせるはがきを郵送することを明らかにした。

 一部で「怖い」との評判がおこったテレビCMは放送を終えたものの、まだまだ松下の呼びかけは終わらない。今朝も職場の新聞の折り込みチラシで見かけたが、さらにお知らせの全世帯配布という途方もない策を打ち出してきた。なんとまあ、そういうことができるのか、という驚きを覚えた。しかし、こんなことを言っては不謹慎との誹りは免れないだろうが、郵政公社と印刷屋にとっては大きな臨時収入になるな。
 ……というようなさもしい想像は置いといて、この件が明るみになった年末のことを思い出してみる。いろいろな事件があったはずだ。一ヶ月とちょっと前の日記から、未解決の事件名だけ抜き出してその後の経過をメモしておこう。あくまで、俺の印象として。
一ヶ月前→http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20051207#p1

  • 栃木小1女児殺害事件
    • さっぱり続報が出てこない。「目のきれいなお兄ちゃん」はどうなったのだろう? 
  • 長野県小5男児行方不明事件
    • 最初に出てきた有力な目撃証言は単なる虚言だったようで、その後は進展がないようだ。
  • マンション偽装事件
    • 被害者の年末年始の様子が報道されるなど、注目度は高い。先日、シノケン物件のマンション解体が始まった。来週のヒューザー小嶋社長の証人喚問も注目されるだろう。
  • 松下電器石油温風器事件
    • 上に挙げた通り。

さらに、最近の事件。

  • 大阪母娘殺傷事件
    • 母娘が見知らぬ男に自宅玄関で襲われ、母親が死亡した事件。目的もはっきりせず、不気味。被害者がしっかり犯人を目撃している。

 もちろん他にもいろいろな事件などもあるが、犯人逮捕済みなのは割愛。しかしなんだろう、栃木の事件は早く解決するかと思っていたが、そう簡単にはいかないものだ。一方で、スペルマン病院乳児誘拐事件に関しては、逆探知Nシステムが威力を発揮して一気の犯人逮捕。こちらは今のところ動機や推理小説を参考にしたといわれる手口に関して報道されているが、やがて姿を消すだろう。