正月に買ったくるりのアルバム『NIKKI』（http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060104#p2）。これをデジタルオーディオプレーヤーに入れて毎日毎日聴いているのだが、これがもう全然飽きが来ない。アルバムという単位で言えば、くるりの中で一番のものだと断言できる。一曲一曲の中毒性は強くないが、全体のまとまりがあって、それぞれがいい働きをしている。打線に繋がりが出たというか、そんな感じ。全体のボリュームも少し短めで、それがさくっとまとまっていてなおよろし。中毒性のある一曲と、一枚のアルバムを秤にかけることはできないが、一つのバンドがこれだけの変化を見せるというのはなかなかすてきなんじゃないかと思う次第。今しばらくは新しいCDが欲しいと思わないだろうから、これは買って正解、正解、大正解であった。
