自動片づけロボットの青春

http://news.2-3-0.org/comment/comment_200601_352.php経由
http://www.asahi.com/national/update/0125/TKY200601250233.html

本を決められた書棚へ自動的に片づけるロボットの技術を、産業技術総合研究所茨城県つくば市)などが開発し、24日公開した。将来は、図書館での実用化も目指したいという。

 こんなロボット必要なんだろうか? 俺にはよくわからない。こんなの人間がやればいいじゃないか。少なくとも、現在アマゾンではこの手のピックアップも片づけも人間がやっている(id:goldhead:20060116#p2)。むろん、人間より優れた働きをするのならばロボットが取って代わるだろう。けれど、人間に最適化された空間を行き来して、人間用の本棚に本を戻すのに、はたして機械の機械たる長所がどこまで活かせるというのか。全体が機械化された完全無人書庫ならいいだろう。しかし、既存の図書館で? ロボットは宇宙とか深海とか人の行けないところで活躍すればいいんじゃないのか。こんなものに金をかける価値があるのか。ロボットには金をかけてもいい。しかし、本棚に本を戻すことに特化したロボットに価値はあるのか? もっと汎用的な疑似人体への過程として、たまたま本棚なのか? 俺にはよくわからない。