バッター交代

 ほぼ毎週末買っている内外タイムス。その予想欄の一番バッターがいきなり交代したから驚いた。それまでは鈴木和幸で、おそらく俺がこの新聞を買い始めた一年くらい前に登場したような気がする。最初はメーンだけだったが、すぐに一番バッターと相成った。が、それが予告もなくいなくなり、古谷剛彦という人がバーンと出てきたのだ。
 予想家の打順交代と言えば、清水成駿が1馬の一番を降格し、競友の渡辺に譲ったことがあったが、あのときは登場当週の金杯で人気薄のヒカリサーメットに◎を打ってえらく驚いたっけ。というわけで、乗り代わり当週の予想家には乗りか?
 ……と思ったのだが、思わず躊躇してしまった。この古谷という人の得意分野がパドックというのだ。電子競馬新聞(http://www.jrdb.com/)の人で、ホッカイドウ競馬パドック解説者だったという。あと、大学の卒業論文も「競馬における新しい予測」(http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~yamana/src/soturon.html …同姓同名の別人でなければ)ということらしい。で、それはそうとコラム名も「パドック最前線」。むむむ、媒体は夕刊紙ですよ。もちろん、単なるパドック派ではなく、前々走と前走の比較(縦の流れ)や、馬体適正を見抜くという話なのだが。しかし、馬体派というと、境勝太郎がG1前に診断とか、そういうイメージが強い。
 ということで、とりあえず見ということに。というか、俺って別に誰かの予想通りに買うタイプでも無かったか。まあいいや。で、意地悪に土日の結果をざーっと見たところ、これといった大ヒットと的中率ではないような感じ。予想スタイルも、特に大穴狙いという感じでもない感じ。
 さて、どうしたものか。やはり俺は一番バッターに‘孤高の◎’的なものを求めたい部分もあるが。けど、正直に得意なのはG1とG1の前哨戦、夏の北海道とか書いていたっけ。まあなんだ、一年も買ったら馬柱やその他予想陣にもなじんできたから、しばらく内外タイムスでいくか。本当のところは専門紙も買いたいんだけど、これには多少躊躇してしまう貧乏なので仕方ない。