プラタナスの木陰で

goldhead2006-02-13

 右上の小さな写真は、先週末に撮ったプラタナス類(日本には三種見られる。面倒なので同定はしない)の写真である。プラタナス、などというとなにやら木陰や並木道などの言葉が似合い、どうにもおしゃれな感じすらする。そのおしゃれな感じが、スズカケノキ(鈴懸の木)という和名を陰に追いやったのかもしれない。
 しかし、その実態はどうだろう。ここに大きな写真を用意した◆(1200*900pixel、850kb)。もう、とげとげのまるいのが、ぶぁぁぁぁあって感じですよ。
 ……と、撮ったときは思ったのだが、今見てみるとそんなにキモくもないな。むしろ、重々帝網を形作る不思議の小宇宙という様子ですらある。いや、そんなたいそうな言葉を持ち出さずとも、なかなかすてきな感じである。やはりプラタナスはおしゃれの並木道の木に他ならない。しかし、とげとげのが頭に直撃したら痛いんじゃないだろうかとは思う。