山本“KID”徳郁の帰還

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200701/at00012104.html

開始早々、前に出るKIDだが、井上が五輪銅の貫録を見せる巻きの一本背負いを一閃! 完ぺきに決まってKIDをマットにたたきつけ、わずか16秒でフォールを奪った。

 アマレスの舞台に復帰したKID、またすぐにプロの世界に帰還する……のか? いや、まだ続行するのか。ともかく、現役アマレス人のきっつい制裁を見たようで、なかなかにしびれる光景だった。へし折るもんね。折ったわけじゃないか。まあいいや。
 でも、一回戦はよう勝ったね。KID自身、宮本あたりに関するコメントで「オリンピックに出るようなアマレスエリートは別の生き物」とか言ってたし、正直なところ俺は「いくらプロで経験を積んでも、アマに戻ったら試合にならないんじゃないか」くらいに思ってたから。いや、一回戦と二回戦が逆じゃなくてよかったね。
 しかし、一回戦でビデオ判定になってたけど、ぜんぜんわからんね、どっちのポイントなのか。というか、どうしたらポイントつくのかもようわからん。けれど、あの枠くらいの時間見てると、ちょっとずつわかってくるような気がしないでもなく、次の五輪など柔道と同じくらい見てやろうかしらん。
追記:季刊『045』第8号(横浜市市民局広報課 平成9年7月10日発行)より

 KIDの話をしていたら、こんなのが出てきたと渡されたのが十年前の横浜市の広報誌。おお、まだ刺青もなく、お母さんも健在な「青葉区の山本さん一家」の姿。桐蔭出身だったとは知らなかった。当時20歳、でも、見た目は変わらんな。