村山明の引退

http://keiba.radionikkei.jp/news/20070219K01.html

村山明騎手(栗東角居勝彦厩舎)は、平成19年2月20日をもって騎手を引退することになった。

 村山明といえばサンフォードシチー、というのが一般的だろうか。しかし、俺としてはトウカイタローの村山、あの天皇賞・秋の村山という印象が今なお強い。
あの秋天http://db.netkeiba.com/race/199605050810/
 ここで俺が生まれてはじめて好きになった馬、カネツクロスと前半やりあってしまったのがトウカイタローだった。今思えば、G2どまりのカネツクロスがこの上位クラスに展開の利があって勝てたとは思えない。しかし、当時は「余計なことを……」と思ったものだ。いや、今だって、少しは。
 しかし、いいメンバーだな。この秋天はほれぼれとする。ピカピカのG1馬から稀代の個性派、左回りの鬼、どこを見てもG2クラス以上。ほれぼれとするから、透明ブックカバーに切り取った馬柱を挟んで使っていたくらいだ。もちろん、トウカイタローもいい馬だったぜ。このメンバーはみんなピカピカなんだ。ほんとに。