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先日来の悩みであるところの右腕の痛みや痺れ（id:goldhead:20070207#p2）がどうしようもない感じになってきたので、私はこれはファイテン様の首輪をなくしてしまったことへの神罰であるに違いないと判断するにいたったのであります。私とファイテン様のつきあいは二年以上（id:goldhead:20040828#p1、id:goldhead:20051121#p2）にもなりますが、なんという失態でしょうか昨年末になくしてしまったのであります。ファイテン様は読経も坐禅も強要いたしませんし、ただ二千円ぽっきり払って首に輪っかを巻き続けるだけご利益を与えてくださる、まことにまことにデスクワーク者の救いの神であります。
……などと書いていると、俺は果たしてファイテンをどう思っているのか自分でもわからなくなるが、貧しい俺がわざわざ二千円払って輪っかを買うのだから、俺は二千円分はファイテンに賭けているということだ。二千円くらいは賭けてもいいと、弱々しい理性が告げるのだ（id:goldhead:20070131#p1）。
そもそもプラシーボの何が悪いのか、ナンシー・ボーイ？ 皮膚を突き破って肉に注射針を突き立てることよりも、屈強な男によって骨に圧力をうけることよりも、輪っか一つ首に巻くことの何が悪い。それでこうやって首も肩も腕も楽になって、あのときの剛腕が蘇ったのだからいいではないか。またあのころのように投げて、ナックル、ドロップ、チェンジアップ、シンカー、シュート、サークルチェンジ。俺に軟球以上の野球経験はないが。
