レンコンのきんぴら

 ケータイで適当にレシピ探して挑戦。レンコン皮むいて、細く切って、酢水につけて、ごま油に薄く切ったニンジン入れて、ニンニク入れて(このあたりは勝手にやってること)、水切ったレンコン入れて、酒とみりん、ちょっと経ってしょうゆ、白ごまを潰しながらまぶして、一味唐辛子ひとふり。
 で、やっぱり薄味だった。レシピ通りの分量のはずなのに。それで、味見しつつしょうゆを追加、追加……、するがどうにも。「もう、こんなんじゃしょうゆ入れすぎだよ」というくらいでもまだ薄いような。健康志向でストップさせた。まあ、薄味でもまずくないよ。 
 というわけで、家庭料理研究家みたいなことを言う。外食やできあいのもの、レトルト食品って調味料使いすぎじゃねえのか? そりゃあ俺は自炊して数年になるけれども、ほとんどはお好み焼き、あるいはパスタ、豚肉と白菜の鍋などに費やしてきて、こういう煮物は初体験みたいなもんだ。だから、「普通、そんぐらい醤油使うでしょ」のレベルがわからないのかもしれない。あるいは、味をうまく染み込ませていないのかもしれない。けど、やっぱりこの差は醤油量、塩量に帰するように思える。そういや、お菓子でも似たような話あったっけ(id:goldhead:20070115#p3)
 でもまあ、これはこれでいいか。外食やできあいの弁当が濃い味だからといって、自炊をそれに合わせる必要もないし、自炊の方が薄味という意識もあるのだから、「もう外食できない!」とヒステリックになるわけでもない。あっちはあっち、こっちはこっちで、どっちもどっちよりこっち一つ分マシならマシでいいじゃないということだ。
 たとえば、ここんとこちょっと体調崩しっぱなしで肉食う気減ってるし、「肉食わなくても平気だな」と思いつつあって、何となく肉が人間の心のいらいらや怒り、欲求心、心の油っこさにつながっているような気すらしてきて、もういいかなとかも思ったりしていて、たとえばそれで自炊から肉を排して、けど、外で食うときは肉だろうと内臓だろうと食う、みたいな在り方もアリだろうとか思ったり。まあ、メルクマール立ててはっきりいってどうこうするつもりもないので、好きなものを好きなように食うだけのこと。