http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070601-207318.html
独特の口調とアフロヘアで親しまれ、「噂の刑事トミーとマツ」「スチュワーデス物語」などテレビドラマのほか、映画や舞台でも活躍した。
このニュースを見た俺の頭の中には「鳥の巣頭でちりちり、鳥の巣頭でちりちり」、「わーかめすきすき、すきすきー！」というメロディが流れてきた。言うまでもない、猛毒の名曲「石立鉄男、参上」である。二枚組ベスト盤の一枚目の二十二曲目だ。今し方聴いた。そして俺は今、ネットの力を介して（ウィキペディア読んだだけだが）、「水もれ甲介」の意味も知った（みずもり、と聞こえていた）。歌は世代と世代をつなぐものである。愛や恋や夢や希望など、普遍的に価値があるとされるものについての歌もいいが、こういった世相、世相とまでいえない些細なことを取り扱う歌も、大きな価値があるように思える。こういった故人の業績を偲ぶ場合、テレビドラマばかりでなく、エースコックのわかめラーメンも、忘れてはいけないように思う。合掌。
