http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20070726004.html
米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは２５日、青少年がたばこを吸うきっかけになっていると批判が出ている映画の喫煙シーンについて、今後同社の作品からなくすと発表した。傘下のミラマックス、タッチストーンの作品でも喫煙シーンを控えるよう促すという。
実際にモレク社会（id:goldhead:20070722#p3）に向かうアメリカ。果たしてこれがいいことなのかどうか。秋本治は先駆的だった。両さんにタバコを吸わせなくなったのはいつ頃だったろうか。果たしてこち亀の魅力は、それで失われたか？ わからない。俺はタバコを吸わない喫煙者だが（「僕は男性経験のないバイセクシャルだと思う」byブレット・アンダーソン……のようにスモーカーから嫌われそうだな。でも、金ねえもん）、さあこれはどうだか。なんとなく表現の幅が行き過ぎのモラルに狹められるような気もするが、「喫煙シーンを入れたい作り手は、ディズニー以外から出せばいいじゃない」、「ディズニー系列の映画を観なければいいじゃない」というのも成り立ちそうだ。でも、一度そちらに進んだら、二度とタバコは映画に現れない。時計の針が進むと戻れない。じゃあ次に、過去の作品を修正して、タバコシーンを削除しよう、という声が出てきたらどうするのか。今問題になっていない仮定を持ち出すな。でも、ビートルズのジャケットが修正されたって話あったよな。
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0301/030122.html
あら、ジャケットそのものではなく、ポスターか。でも、生きたメンバーの許可も無かったって。この圧力の強さ。なーんか、嫌な感じはする。けど、何かの薬物が社会から規制されるってのは、こういうことなんだろうか。ほかに事例を知らないからわからない。ただ、物心ついてから今までで、いや、俺が喫煙を始めてから今までで、タバコを巡る世論は大きく変わった。それは間違いない。さあ、この件、後五年、十年後どうなる、どうなる。俺がエクスタシー（ハーブ煙草）を自由に買えるほど豊かになる可能性が小さいのだけは確かだが！
