なぜなら彼もまた、特別な存在だからです

goldhead2007-10-23

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000029-jij-spo
 伝統に裏打ちされた上質な香り。紳士の嗜好とともにありつづける、特別な存在“ロイヤルズ・ヒルマン”。
 ……とか、謎の文字列が呼び起こされるYahoo!の見出し、「ロイヤルズ・ヒルマン監督誕生」。ロスマンズ・ロイヤルっぽい語感なのだな。信じてました。
 ヒルマンは監督を経て、監督になった。日本での選手経験を経て、メジャーの監督になった人もいる。モッカ、マニエル、デーブ・ジョンソン、そしてミューサー、トレーシー。日本野球から何かを学んだ、という部分はあるだろう。しかし、それよりも、海を渡ってやって来た、みんなの夢を大きくつかもうぜ、それだけの野球愛。そしてやがて本格化した長谷川昌幸(本格化してほしいという願い)を土産に母国の土を踏むマーティ・ブラウン。行き先は独立リーグ、でなければいいが。
 数日前の、アンディ・シーツ帰国、アンディ・シーツ退団の話題。シーツはたしか、将来指導者になりたい夢を持っていたと思う。シーツはあやしい。シーツは、今のうちに押さえておくべきではないのか。シーツはいかにも指導者向きのような気がする。ランス監督はありえないような気がする。ロードンは監督っぽい。ブラウンは、意外だ。
 シーツはどうでもよろしい。ブラウンの話だ。カープがこのままでは、せっかく築いた3A実績もふいになるぞ。ケツに火がついてんだ。そうだろう、マーティ? しかし、ふとウィキペディア(ソースはウィキペディア)。

目標は3年以内の優勝で、1年目は戦力分析、2年目はAクラス入り、3年目に優勝という計画である。そして、この優勝を決めた後に念願であるメジャーリーグの監督になるという人生設計であったが、広島に長く住むうちに永住も考えるようになったらしい。

 シンジラレナーイ。日本を、広島を愛してくれるのはうれしいが、カープは踏み台でかまわんよ。トレイ・ヒルマンのように、カープを強くして、颯爽とアメリカに旅立ってくれよ。まあ、ヒルマンのように、三年目で一発。そして、本格化した栗原健太を連れてアメリカに旅立ってくれよ。冗談じゃない、栗原を持っていかないでください(でも、栗原はいずれ勝手に行くと思う)。他球団のダルビッシュあたりを巻き添えにしてください。というか、バットケースでもあるまい、日本人選手は持って帰れません。