ジャパンカップあれこれ

http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20071123-286644.html

 前走のクレメントL・ハーシュ記念ターフCSで6歳にして待望のG1制覇。上り調子のベテランに騎乗するのはアメリカの若き天才だ。タラモ騎手は今年、弱冠17歳にして全米騎手ランキングで賞金14位、勝利数8位と健闘(16日現在)。ドライスデール師の心の中には「若いが才能がある。変える理由もない」と彼以外の選択肢はなかった様子だ。「あとは彼が考えて乗ってくれる」と全幅の信頼を寄せる。日本初見参の天才が、どんな手綱さばきを見せるのか。馬の走りともども注目だろう。

ちょっと気になってるアルティストロワイヤルの鞍上は17歳。名前はタラモ。こいつはすごいな。しかし、前例はある。ジャパンカップダートのスチューデントカウンシル(一番人気じゃ買う気がおきないな。関係者の大量購入でもあったんなら別だが……)の鞍上、リチャード・ミグリオーレ。
http://keiba.radionikkei.jp/news/20071122K09.html

東京は素晴らしい競馬場です。81年にジャパンカップで来日(ザベリワン3着)した時は圧倒されてしまいましたが、経験を積んだし今度は冷静に対応出来そうです。

 The Very Oneでジャパンカップに来たときの彼は、見習騎手チャンピオン。いやはや、日本にもこのくらいのダイナミックな新人が出てこないものか。この国の前例でいえば武豊級……、なかなか出ないか。
 あとは、日本と海外で違うなって思わせるような経歴なんかも。
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20071123-286640.html

 イングランド代表として46試合に出場し、21ゴールを決めたストライカーが次のステージとして選んだのが、トレーナーという職業だった。だが、サッカーではなく、競走馬のトレーナー。90年に開業し、当初10頭だった管理馬は現在100頭まで増えている。

 ハリカナサスのシャノン調教師は、なんとサッカー選手、それもイングランド代表級からの転身。テイクオーバーターゲットの調教師がタクシー運転手、というのにも驚かされたが、ここらあたりの自由度(?)は日本競馬に無いところ。いや、日本にも板前出身の騎手とかいたけどさ(大塚栄三郎)。まあ、それがいいとかどうとかというより、こういう競馬人がいるんだなってことが知られるのも国際レースならでは(ネットなりなんなりを駆使して海外競馬通になりゃいつでも手に入る話かもしらんが)。やっぱり俺はJC好きだわ。レベルがどうだとか、本気度がどうだとか、意義がどうだとか言われるが、やっぱり重賞級の馬を海外遠征させるのにゃそれなりのエネルギーも必要だろうし、それが勝つなり良い勝負するなりすりゃ、思い出にも残ろうってもんでさ。それでなんんか因縁とか残ったりすりゃあ、それはそれで競馬が紡がれていって面白いと思うのよ。