全レース買い実施中。東西特別戦を前に、80%の回収。自分としての合格ラインは75%（敗北主義者め！）なので、ここで退く手もある。しかし、それでどうしようというのか。100%を目指せ。それが駄目なら60%でもいい！
……と意気込んだところで、普通ギャンブラーってここで1000%か0%って勝負するところなのかもしれないな。俺には無理だ。そうだ、俺は、ファンド・オブ・ファンズじゃあないけど、分散投資的なものが好きなのだ。プチ株をプチプチ買って、ずらりとならべるのが好きなのだ。均された競馬。しかし、そこにギャンブルの意味があるのか。また、それを目指したところで勝てるのかどうか。
いつもの堂々巡り。一応、100%、120%を目指したが……やはり負ける。俺は弱いな。やっぱりこの、「その状況だから」という理由で投入金額を上げるのはアウトだな。レースの順番は偶然に過ぎない。俯瞰的にその日の、その土日の、あるいはもっと広いところからチョイスして、行くしかない……。
と、言いつつ、そのチョイスのすべが今のところ得られていない。そもそも苦手だ。だいたい、これはもうずっと感じていたのだけど、俺が馬券を当てることが多いのは、圧倒的に午前。様子見的なジャブがヒットする。その先、コンビネーションや必殺パンチを出そうとすると、するりとかわされ、カウンターを食う。
やはり堂々巡り。ただ、この日のメーン前後の負けにしても、ある程度かすった、それなりに手応えのある負け（と思いたい）。さすがに36Rは無理だが、たとえば土曜は見（けん）に徹するとか……いや、それも怖い。というのも、そういうスルーの仕方して、爆血馬が激走したらどうするんだ、という後悔も出てくるだろう。いやはや。
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シンザン記念は武豊人気承知でミッキーチアフル。相手はマヤノベンケイ、ウイントリガーあたりに人気薄の期待。素直に朝日杯で本命にしたドリームシグナルから行っておけばよかった。ミッキーチアフルはスタートからしばらく手を動かすようなところがあったように見えた。「このもたつきではアカン」と思ったが、三、四角からの進出で、一瞬馬券になるかというところまで伸びてきた。距離伸びてどうだろうか。
シンボリクリスエス産駒は二歳戦で悲惨だったようだけど、自分はまだ見限れないと思っている。なにせ、シンボリクリスエス自身もこの時期の500万条件で三戦も足踏みしていたのだ。ダービーに何頭送り込めるかが鍵だ。たぶん。
