関外戒厳令

志位委員長が、緊迫する情勢と日本共産党のしめす新しい政治―日本改革の方針について、ずばりおはなしします。

http://www.jcpkanagawa.jp/0221.php

 小汚いビルとビルこだまして、意味が失われたアジテーション、電話で会話困難。ときおり聞こえるサイレン。日本共産党大演説会、そして右翼の街宣車。毎度のことだ。毎度のことだけれど、スリッパ引きずって野次馬行脚、「ちょっと飲み物買ってきます」。
 大きな通りから入る交差点には警察官が配備、地面には車止め。俺の居場所は完全に封鎖内である。人の流れはある。共産党員、それとも?
 文化体育館の角の四つ角。人だかり。ワゴンサイズの街宣車ダークグリーンの一台進入を果たしている。前日やその前からそこらあたりのコインパークに入れておけば入れるものと思う。迷彩服の男と警察官がやりあう。
 自販機の前に立って、買うお茶を決める。財布の小銭入れをまさぐる。こ、小銭が足りない。
 見るべきものは見たので帰途に。思わず口ずさむはあのメロディ。♪万朶の桜か襟の色、とどろきわたるメーデーの、二十世紀の東洋は……。
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グランドプリンスホテル新高輪(東京・港)が日本教職員組合日教組)の教育研究全国集会の会場使用を拒んだ問題で、港区は21日午前、旅館業法違反の疑いでホテル側から事情聴取を始めた。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080221AT1G2100V21022008.html

 実録!日教組プリンスホテル対警察対右翼……の続報。「プリンスホテルは一度契約を結んだのが手落ち」という意見はよく見たが、そもそも最初の段階で断れるのか疑問に思っていた。そもそも宿泊拒否というのはなかなか難しいのではないか。とくに、この件では「日教組が飛天の間で大暴れしそうだから」というより、「日教組がひきつれてくるあれこれ」が問題であって、あれこれは日教組が誘って連れてきているわけではないのだから。と、いうわけで、このように旅館業法の方にもひっかかってるんじゃねえの? って結果に。ニュース見てなかったから知らなかったが、法相と厚労相も問題視していたか。

 まあ、今日みたいなざわつきの、おそらくもっと大きいのを想像するに、ホテル側が裁判の結果を無視する理由もわからんでもないが、それは現場感情的にはわかるような気もするというところだが、もっと高次のレベルで天下のプリンスホテルが選択するようなことかというと、どうもわからんところもあって。
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