さらばゲートボール

ゲートボール改めリレーション 「高齢者」イメージ払拭へ

http://sankei.jp.msn.com/life/body/080305/bdy0803050835000-n1.htm

 高齢者にも馴染みあるゲートボールの名を捨てて、難しい横文字にしてどうするんだ? ……って、高齢者なめすぎ。だいたい、もうこれからの高齢者となれば「ゲートボールなんて年寄りのもんだろ」ってな層かもしらん。しかし、リレーションって、ゲートもボールも取っぱらって、なんかあまりにも広い概念にスケールアップしちゃっていいんだろうか。ファミコン通信が「通信」になるようなもんではなかろうか。
 ゲートボール普及ってやっぱり、俺は子供への普及だと思うね。子供心に、なんかやってみてえってのあったしさ、もう小学校にがーっと用具配っちゃうとか、それがいいんじゃねえかって。アメフトとかでもそういうことやってたよな。でも、成果あがってるかどうかしらんがな。
 でも、体育の授業ならともかく、遊びではなかなか難しいかもしらん。そういう意味では、ボール一個あればどうにかなるドッジボールやサッカー、キックベースが強い。……って、これも二十年前の小学生の感覚で、今の小学生が何をして遊んでいるのか知らん。セックスとかしてるのかもしれない。なに、セックス? けしからん! ゲートにボールか! 不謹慎な、スティックはどこだ?

というわけで、ちゃーんとゲートボール組織もジュニア向けページなんぞ作っていて、Flashのゲームなんかも用意している。それはともかく、普通のenterから入って出てくるイメージも、やっぱり若さを押し出してるな。でも、ルール、なーんか難しい。これじゃあ、ゴルフもどきのマレットゴルフだとかの方が取っつきやすいかもしれない。
 というわけでろくな代案も思いつかずどうしようもないのだけれど、しかし、あらためて「ゲートボール」という言葉をじっくり吟味していくと、ぜんぜんかっこ悪い組み合わせではないんだよな、と思った。