戦え、チェ・ホンマン三等兵

崔洪万が徴兵、9月母国K1参戦不可能に

http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20080416-348755.html

 徴兵制の是非論だとかなんだとか全部隅によけといて、これ格闘技的というか、プロレス的ギミックとしては絶好のチャンスじゃねーって思った。たしかにあの、チェ・ホンマンのでかさ、グローブのでかさだけで笑えてしまうところはあるけれども、さすがにもう、ちょっと底が見えてきたというか、セーム・シュルトにはなれねえってところもあってさー、ちょっと二年ってのは長いけど、ひょっとしたらなんかいいんじゃねーの、ギミックチェンジみたいなのってさ。
 なんかチェって、ちょっとニヤニヤしてたところあって、そこが薄気味悪くもあって独特のテイストではあったけれども、それが格闘家としての魅力に繋がってるかどうかは微妙なところでさー。だからさー、韓国軍っていったらスゲーおっかねー世界なわけでさー(『シルミド』で得た知識だから間違いないと思う)いっそのこと、にやけ禁止の軍人キャラになって出てくればさー、口癖は「忠誠(チュソン)!」でさー。それで、韓国陸軍コマンドテコンドーを仕込まれたとか、四十八の殺人テクニックを会得とか、そんな謳い文句でさー。
 そしたら、そうだな、たとえばロシア軍第106親衛空挺師団セルゲイ・ハリトーノフとの軍人対決とかさーって、やっぱちょっとハリトーノフだと厳しいから……、トム・ハワード? とかなったら、なんかもう別に何もかわらないわけで、やっぱりちょっと一発きつめに『シルミド』テイストの鍛え方されたら面白いのにとか思うんだけど……でも、公益要員ってなんだー?

 よくわかんないけど、「殺人テコンドー訓練」って項目ねーじゃん。つーか、たとえば、軍人つーても、チェ・ホンマンの指で扱える小銃とかってあるんだろーかとか、なんかわかんねーけど、ドキュメンタリにすれば面白そうな気もするけどなー、本物の軍隊だしなー、まあ、帰ってくるならくればいいさテクノ・ゴリアテ、どこらへんがテクノかいまもってわかんないんだけどさー。