さようなら、亀田家

 ボクシングのWBA世界フライ級1位・亀田興毅(21)=協栄=が引退の危機に直面していることが24日、明らかになった。かねて悪化していた所属する協栄ジムとの関係が修復不可能な状況となり、決別することがこの日までに決定的となった。他ジムへの移籍は移籍金の問題など諸条件からほぼ不可能。今後、日本で試合を行うことは絶望的だ。現役続行するには海外進出しか選択肢が残されておらず、海外への道が閉ざされた場合、最悪引退の可能性が出てきた。

http://www.daily.co.jp/ring/2008/04/25/0000976074.shtml

 地上波で押さえられる限りのボクシング(教育テレビでやってた井岡弘樹によるボクシング・ダイエットまで!)を押さえられるようになった俺、これくらいでも満腹であって、もはや亀田家のことなど考えたくもない、というのが正直なところ。亀田がきっかけで観るようになったという感謝はあれども、もう、特別なマッチメークでもない限り興味を失ったと言ってよい(そりゃあ、内藤大助vs亀田興毅とかになりゃ、興味津々だろう)。
 そんなところにこのニュース。話題作りかどうなんだかわからないが、名義貸し状態になって責任を取らなきゃいけないのは協栄ジムであって、次男がこの状態で、三男がどっかなんかしている現状では、旨味も少ないのやもしらん。ただ、こういった問題でボクサーが一人行き場を失うのはあまり面白くない……と言えなくもないけれど、はっきりいって本心としてその気持ちが湧いてこない。亀田史郎も含めて自業自得の感が強いからか。
 まあ、海外にでも行ってください。オーストラリアかニュージーランドあたりで再起して、東洋太平洋を再び目指すくらいで……とか、亀田について考えるのも厭な感じだ。これは不思議だ。亀田は嫌いだったけど、なんか熱はあった。もう、面倒くさい。そういえばこないだ、内藤大助のドキュメンタリ番組やってたけど、ポンサクレックとの絡みばかりで、間にあった対亀田大毅戦には一言も触れていなかった。でも、それでしっくりくるというか、ありゃあ余計だったなとしか思えない。もちろん、内藤の知名度を日本中に広めた試合だったとは思うけれども。
 でもまあ、このまま引退という話はないだろう。どっか拾うかもしれないし、亀田興毅山とかいうリングネームになったりしていたらおもしろい。使い捨てといってはなんだけれど、なんか人気カードの目でもあればいいかもしれないが、でも、火中の栗を拾うようなものというか、不良債権化も目に見えてるしな。
 それと、まだデビューしていない三男も、本当に海外デビューするんかね。三男も限りなく怪しいけれど、試合を観たいというのはあったかもしれない。そうだ、海外デビューといえば、15歳でタイでプロデビュー、現在韓国王者なんてキャリアの選手もいるわけで。
wikipedia:木村隼人
 こういう選手とかにももっとスポットライトが当たったら面白いのにとか思うのだけれども。なんかブログもいかにも今どきの若者って感じで、ギャップあっておもしろいしな、とか。