RD 潜脳調査室 #6「手と手で」
いい話じゃねえの。押井守的なリアル犬でなく、アニメの犬になぞらえた犬も可愛くていいじゃねえの。でも、話の方はオシイ(ちがったかな?)さんの異常な愛情を軽く否定する方向で来て、肉体的な何か、脳の融合を介さぬ何か肯定だったってところじゃねえの。まあそれは押井的なのかしらん。しかし、犬の電脳化、犬のメタル。これは今後の展開への大きな示唆になりうるやもしらん。メタルが、電脳空間が人間に限ったものではない、ということだからだ。この場合はペットであった。しかし、犬は犬である。動物だ。こうなると、水に群がる生き物の群れ、地の上、天の大空を飛ぶ鳥、家畜や、はうもの、その種類にしたがって野の獣とされるものたちと、電脳(的な何か)でつながりうる、意思(的な何か)の疎通が可能である、そういった展開もありうる。さあどうだろうか。ヒト的な能を司る脳という尺度で見ればいかにも小さなそれしか持たぬ生き物も、人間の手計算では大変な、また、文明や教育の伝達がなければ人間には不可能な計算をやってのけて生きているという現実もある。
さらには、ヒトの体に他の生き物も意識(魂? ゴースト?)も入れるということだ。心身二元、身は容れ物にすぎない。たとえば、猫耳美少女義体に猫のゴーストを載せて、周恩ボブ大喜びといった展開もありうるだろうか。だって周恩はもうメタルの中でのお遊びにはこりごりだろうし、義体相手でやるでしょう。でも、たとえば生身の少女じゃなきゃいや! ということで、その、たとえばミナモの同級生のデブの方でもさらって、女装ボブが……。いや、なんで俺はボブの活躍を期待しているのか。もう一回出るなら、依頼者の方だろう。
- ミツバチは複素数平面を理解している……検索したら出てきたハチの話。こういうのは、たしか『花鳥風月の科学』で読んだのだっけな?
ハチワンダイバー第3話
vs二こ神戦、これかなり出色の出来映えじゃないだろうか。まあ、将棋好きというところもあって過大評価があるかもしれない。でも、「プロとアマの実力に天と地の差があったころ、古い雁木戦法を武器にプロに勝ったアマ名人」って設定からしていい。それで、おっぱいめぐる男の戦いがいい。ノリノリの大杉漣がいい。途中からめくら将棋もとい目隠し将棋になるところもいい。もちろん、こういったエッセンスの多くは原作漫画からのものだろう。しかし、とりあえず俺はこのドラマが気に入ったので、漫画を読むとしたらドラマ終了後にしようと思う。ところで、秋葉原の将棋道場にかかってる、堀口一史座の習字は本物なんだろうか?
- ひさびさにドラマ見てるんだけれど、ハチワンダイバーおもしれえって思うわけよ
- 大杉漣はなんでもできるなあ。なぜか『変態家族兄貴の嫁さん』のことを思い出していた。