雨森の血のものがものもうす

中学社会科の新学習指導要領の解説書に竹島(韓国名・独島)の領有問題が初めて記述されることを受け、韓国の退役軍人ら21人が23日、対馬市役所前で、日本側に謝罪と撤回を求める抗議行動を展開した。これに反発する一部市民も駆け付け、現場は一時怒号が飛び交うなど騒然となった。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008072301.shtml

 俺の二代母、すなわち母母の旧姓は雨森といって、江戸時代の儒学者にして、対馬藩に仕えて朝鮮との折衝にあたった雨森芳州の系統だと聞かされている(8代血統表とかで確認した訳じゃないので、事実は知らん。つーか、人間で8代血統表がはっきりしてる人ってどのくらいいるのだろうか? 5代32人くらいでも難しいような)。それゆえに、対馬で繰り広げられているこんな話を見ると、血の中に秘められた対韓外交、日韓交流の血が澎湃と湧きあがって……きたりはしないのだけれども。まあ、だいたい血統通りに馬が走ったら、俺も今ごろもうちょっとマシな人生を送っているだろう。
 で、俺の人生はどうでもいいわけで、竹島問題について。ついて、といっても、とりあえず日本国民として日本政府の主張を信じ、それに乗っているくらいのものだ。韓国側の主張の詳細を調べ挙げ、それにいちいち反駁するほどの知識はない。ただ、どっちにしろ、国際司法の場があるのだから、そこで片を付ければいいのにとは思う。万一そこで負けたら大人しく譲るべきだし、もしこっちの主張が認められるならば、大人しく明け渡してもらおう。それだけのことだ。
 ただ、しかし、対馬対馬は心底無理があるんじゃねえかと思う。対馬は無理があるんじゃねえの、ほんとに。これまたとくに勉強したわけでもねえけれども。そりゃあ、対馬藩の位置づけというのは、諸大名の中にあって特殊ではあったかもしれないが、それ以

※書きかけて時間的制約により終わり。もう過ぎた話題か。

→韓国人の中にも「独島はともかく対馬はねえんじゃねえの?」と思ってる人がいるかもしれない(「ハンマーでキジぶっ殺して生内臓食うことはねえんじゃねえの?」って声はあるみたいだし)。→しかし、そちらの方向を向いているとき、「対馬奪還!」派にそう言うのは難しい→「ナショナリズムの世界では、より過激な見解がより正しいということになる」by佐藤優a.k.a.外務省のラスプーチン→おそらく、ナショナリズムやイズム(粛清を繰り返した日本赤軍などの例?)において、強力な対立陣営を迎え撃つより、味方にブレーキをかけるほうが、はるかに難しいのではないか? もともとの愛国者にとって、「非国民」のレッテルは、あるいは革命家にとって「反動!」のレッテルはとりわけ辛いものだし(今の韓国においては「親日派!」というレッテルだろうか?)→一触即発で武力紛争が起きるとは思えないが、変なドミノが倒されていって、どうかなってしまう可能性も皆無とは言えない。→あるいは、韓国があまりにも過熱すると、死火山みたいになってる日本人のマグマに火を付けるかもしらん。すぐにカッカカッカ噴出させてるよりも、溜め込んでる方が爆発したとき怖いかもしらんぜ→まあ、くれぐれも気をつけようや、お互い。