升田貴久vsワンディ・シンワンチャー/風神ライカvsアン・マリー・サクラート

 深夜のフジテレビにボクシングの文字を見つけたので、内容を知らず録画。朝、見た。
 まずは升田貴久vsワンディ・シンワンチャー。升田選手の名前は初めて見たが、元東洋太平洋Lフライ級王者とのこと。一方、ワンディは前に体重オーバーで嘉陽宗嗣と試合して勝った(と言えるのかどうか)選手だ。はっきり言って覚えていないけど、ちゃんとしたタイ人だろう。試合の方は……、スミマセン、少し早送りしました。途中から。そういうわけで、ユナニマス・デシジョンで升田選手の勝ち。これで世界ランキング上昇、会場に来ていた内藤や坂田を初めとしたフライ級戦線に躍り出たということなのだろうか。祈るような奥さんの姿が印象的だった。
 そして、女子ボクシングのタイトルマッチ。正直、升田vsシンワンチャー戦が放送時間的にメーンなのかと思っていたが、こっちが主役のよう。それもそのはず、女子ボクシングは1R2分、そんなことも知らなかった。そうだ、ニュースやドキュメンタリで見たことはあるけれど、スポーツ中継として見るのは初めてかも。経緯はよくわからないが、ともかく王座決定戦とのこと。ライカ選手の名前はよく見るような気がする。
 こちらの試合は、先の試合と打って変わって1Rから激しいパンチの応酬。ライカのパンチは重そう。しかし、首筋に「兇」一文字のアン・マリーも左右スイッチしながら的確に返す。それからも、ライカが追い、アン・マリーが下がりつつ応戦の展開。途中、アン・マリーにバッティングで流血があり、それで流れが変わったか、ライカの強烈なパンチの入るシーンもあった。しかし、最後までアン・マリーの脚は止まらず、ライカも果敢にアタックを繰り返すが倒すに至らず、こちらもユナニマス・デシジョンでアン・マリー。いい試合だった。
 それでもって、フジテレビの次のボクシングは10月とかテロップで。もっとやってくれないか。