月亭可朝落語家は嘆いているのだろうか

 可朝容疑者は1959年にデビュー。ギターを弾きながらの漫談が人気を呼び、「嘆きのボイン」のヒット曲がある。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080812-OYT1T00488.htm

 別に上方の落語に詳しいわけでもなければ、月亭可朝に思い入れがあるわけでもないが……「月亭可朝容疑者」という字面にはクラッと来る。そして、犯罪記事なのに「嘆きのボイン」とくるとグッと来てしまう。犯罪被害者に対してはたいへん申し訳ないけれど、なんとなく月亭可朝再評価というか、そういう流れになりはしないかと心配ではある。正直言って、どこか「おいしい」ように見えてしまう。
 ところで、「嘆きのボイン」を『ちびまる子ちゃん』で初めて知ったという人は少なくないのではないか。まる子が歌ってて、お母さんから怒られるシーンがあった……ような気がする。まあ、それだけのこと。