慢性蕁麻疹ハード

 ↑このときの症状ほどではないが、昨夜ひさびさに大蕁麻疹祭り開催。ちょっと遅めの晩飯(一丁28円の豆腐と、半額になって190円の刺身盛り合わせ)とお酒(いつ買ったか忘れた日本酒)を飲んでだらだら野球見てたら、いつの間にか出てた。まあ、赤い赤い、赤い謎の地図。ある程度かたまって出ている部分もあって、それはシャツの端に当たる部分。でもこれは、シャツと皮膚がこすれたから、というより、出ているところを結果的にこすったことになったから、大きくなった、ってところだろう。表も裏も、だいたい分布している。何か法則性はないものかとか、実は左右対称じゃないかとか、前世の記憶に秘められた失われたムー大陸の地図ではないかとか思うも、とくにそんなわけでもなく。
 ……と、幸いにして喉の症状やまぶた、口の中については大丈夫で、なおかつ一度経験している強みもあって落ち着いたもの。しかし、顔など腫れ上がってるのを見ると、どうにもこれでは外に出たくないというのが正直なところ。俺の場合、「慢性」蕁麻疹といっても、だいたい薬が効いている間は出ないし、症状が酷くなるのは夜更かししているとき(=朝の薬が切れているとき)であって、出っぱなしではない。慢性というのは、特定の何かに反応しているわけではなく、身体の免疫機能がちょっとおかしくなっているというだけの、きわめて曖昧なもの。だからまあ、ちょっと救われている部分もあるので、本当にずっと出っぱなしの人に比べたらまだ楽な部類だろう。さらに幸いなことに、ほとんどかゆくないので、かきむしって痕が残ることがない。皮膚というより、その中の方の問題だから、消えたら嘘みたいに消える。現に、今も。
 でも、やっぱ、こんなん面倒だわ。やだわ。「うわー、すげー出たー」とかいって、ユニットバスの鏡の前で身体ねじりながら出っぷり確認したり、「せっかくだから」とケータイで撮ったりするのおかしいもの。けど、特定の原因のない悲しさ。でも、少しあたりがついているのは、仕事が忙しく、疲労が溜まったりすると出るのではないかというあたり。要するに、身体の悲鳴、危険信号説。しかし、なんかもうちょっとマシな方法で伝えてくれないか。前世のムー大陸で一緒だった美少女がまくら元に立って、「まだ前世の仲間の集うときではないわ。それまでは身体に気をつけて」……って言ってくれる幻覚を見せてくれるとか、そのくらいのサービス精神はほしい。身体の方には俺の方からよく言っておく。