セフレとリスカ

リストカットなど自傷行為を告白する芸能人がここのところ急増している。女優の奥菜恵さん、元「モー娘。」の加護亜依さんなどが記憶に新しいが、グラビアアイドルの有沢ゆいさん(19)も、「私は自分を(刃物で)傷付ける行為をしていた」と2008年8月21日付けのブログで告白した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080822-00000003-jct-soci

 カタカナ語というのはカジュアルになった結果なのか、カジュアルにする原因なのか。自殺未遂→自傷行為リストカット、そしてさらにリスカとなると、なんだかちょっと一本いっとこうかしらん、みたいな気になるものである。リスカなどかわいい響きであることは否めず、リスカ株式会社なども迷惑しているだろう。びっくりドンキーの株式会社アレフが、せっかく「当社はオウム真理教ならびにアーレフとは関係ありません」ってアナウンスしてきたのに、アーレフアレフに改名するという追撃に迷惑しているのと同じくらい迷惑しているだろう。
 ほかにもこういった事例はあって、肉体関係、情婦/情夫→セックスフレンドとなると、なんとなくスポーティな気すらしてきて、さらにセフレとなったらティシューのブランド名みたいだ。セフレも迷惑してるだろう。なんとセフレという店だってあるのだ。
google:なんとセフレ
 なんと農協なんとセフレ、ドコイク? などと言われても、どこで出していいのか言ってくれた方がいいし、なんとセフレヘアースタジオびゃんびゃんリップスなどと言われたら、それこそ大混乱である。日本はなんとどうなっているのか、すこし考えてみるべきではないのか。
 ……と、たぶんネットでは十年くらい前のネタかもしれないが、最近知ったので許して下さい。