応援したい証券コードについて

 俺はプチ株と投信を競馬気分でプチプチやる程度の人間であってはっきり言って金融にも経済にも株式用語にも暗いのだけれども、上場された企業に四桁の数字が一対一で付与されているということにはさすがに気づいた。かなり早い段階でだ。株の天才だ。
 それで、ここのところの乱高下にこちょこちょやって、半端な数千円預かり金ができたときに、ふと「語呂合わせの数字で適当に出てきたところを買おう」と思った。四桁の数字を見れば語呂合わせをしたくなる、それが人間あるいは日本人というものなのだ。
 [kabu:4649](←はてな株価記法。クリックするとチャートが出てくる。勝手に考えた……つもりでいたが、はてなアイデアとかいう、一回も見たことのないところでそんな話が出ていた。)などと入れてみる。すると、名証2部の大成なる会社が出てきた。よろしく。でも、もっとなんかないか。6969これはエロい。大証2部の松尾電機(株)。うーむ。他には……。
 などとやっていたら、4989で出てくる企業があった。東証1部イハラケミカル工業(株) 。「アミン硬化剤は首位級」らしいが、アミン硬化剤の意味がわからないよ。というか、四苦八苦などという業を背負って経済の荒波と戦う覚悟というのは、いかほどのものなのか。なんでそんな辛い道を選んだのか。

Q.証券コードは誰が決めているのですか?
A.証券コード協議会を代表して、その事務局が、日本で公開されているすべての株式及び公募債券等について、証券コードを定めています。証券コード協議会とは、全国の証券取引所及び(株)証券保管振替機構によって構成された組織で、個別の銘柄の証券コードを定めるとともに、証券コードの体系や、付番のルールを制定しています。

http://www.tse.or.jp/sicc/code/cd_faq.html

 と、思いきや、自ら進んで背負った数字ではないみたい。サイトのQ&Aでもそっけない
 というわけで、とりあえずまた蔑まされるプチ株主になったのでした。おしまい。