この結果の是非、賛否を語れるほど野球を見ていない。しかし、セリーグのベストナイン、内川聖一、東出輝裕、村田修一、鳥谷敬の続くあたりなど、「世代交代」の四文字がちらつく。もちろん、まだまだだ。まだビッグネームではない。みんなこれからだ。タイトルとかそういうんでない、存在感だ。もう一回りして、グッとくるに違いない。ベストナインあたりは、そんな感じだ。まあ、ともかくおめでとう。おめでとう、とくに東出。
続いて個人記録。ルイスはもう一つ二つあってもおかしくはなかった。それはともかく、福地、福地寿樹、福地寿樹の盗塁王。これは嬉しいなあ。本当に嬉しい。カープファンとして胸中複雑ということは、少なくとも俺にはない。「叩きつけるバッティング」に固執して、福地のバッティングを伸ばすことができなかったカープ。一歩間違えば、代田建紀のように終わっていたかもしれない（代田も苦労人で好きです）。その後二球団を渡り歩いて、ついにその脚で奪ったタイトル。ついでに打力もアップ。こうなりゃぜひ日本代表に、と。走るとわかっていて盗塁を決められる人間は稀有だ。ぜひぜひ。
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