朝日杯フューチュリティステークスに愕然とする

 風邪とかでしばらく、一週間とか学校休んだりするじゃん。俺、小学校の3年生までくらいは体弱くて、そんなんしょっちゅうだった。それで、一週間ぶりに重い気持ちで学校行って、なんか気恥ずかしくて、まあすぐに溶け込めるんだけれども、ただ、授業でさ、教科書がけっこう進んでて、知らない言葉とか、まあとくに理科や算数なんだけれども、そんなのが並んでると、じんわりと胃のあたりがいやな感じになるじゃない。
 朝日杯FSの出馬表見てて、そんな気持ちになった。いったい俺は競馬に明け暮れているようでいて、何の競馬を見ているのか、という気になる。なぜってもう、ここに並んでる名前に何にもピンと来るところがない。「土曜の朝の未勝利戦の出馬表です」と言われても、まあフィフスペトルの名前くらいは見覚えがあるにせよ、未勝利戦って言われても、あんまり違和感ねえの。
 小粒だとか、そんなこと言ってるわけではない。小粒か大粒か、それすらわからん。想像がつかない。いったい、俺は二歳戦に対して何をしていたんだろう。なんとなく買っては外していただけか。たぶん。

 初心にかえって、JRAの出走馬紹介見ても、やっぱりピンとこない。でも、こういうときこそ先入観を排して、うまく買えるかもしれない。朝日杯はダートっぽい、短距離っぽい、内枠から先行できるっぽい馬が有利なんだろ?

 このあたりでいいんじゃねえの? とくに武豊とかいう人が乗る、ブレイクランアウトってのがいいんじゃ。そのへんで考えてみよう。よし。