夜、中華街さまよう亡霊おれは行く

なぜいつも見かける警察署を探そうとなると見つからないものなのか。いつもは寝静まる時間帯この街まだ明るいのはなぜなのか、人通りまだ多くて、よく迷う俺。ようやく見つけた三角のところ、薄暗い光。凛々しい警官に用を伝え、対応してくれた婦警さん、凛とした美しさと、あたたかい笑顔の婦警さん。カードをなくしたことも、あれやこれやの手間も、あなたに出会えたことで全てチャラだ。それどころか、ありあまるおつりで心がいっぱいだ。いま思い出してもどきどきするのはなぜかしら。それは寒い中自転車で風切って走って顔面が凍って戻らないのと関係あるのかしら?