クオーターパウンダー・チーズ(マクドナルド)

 まずはじめに簡易包装の件から書く。その話を聞いたときは「別にビニール袋いらねえよ。それでいいじゃん」と思っていた。が、二袋というと、微妙に面倒。ドア開けたりするのに、片方の手で持つことになったりするのが面倒。あんがい指が疲れる。何か一工夫で、これが持ちやすくなったりしたらすごいと思う。でも、すでに存在する偉大なる発明である手提げ袋を持参すればいいということでもあった。
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 クオーターパウンダーである。一度は試してみようと思いつつ、「マクドナルドにしては高い」、「そもそも最近のマクドのクーポンはケチになった」などという理由で、今まで食べる機会がなかった。しかし、仕事始めの日である。この日のイベントとして、クオーターパウンダーを食うのもいいだろう、ということだ。
 普通のとダブルのがあった。チーズ無し、というのはないらしい。どうせならダブルか? いや、どうせなら普通の100円ハンバーガーと比べてみよう。「クオーターパウンダーチーズのセットとハンバーガー単品、持ち帰りで。飲み物はコカコーラ・ゼロ」。
 で、まずどっちから食べる? という問題。今日のメーンはクオーターパウンダーの方であるので、やはりそちらから行くか。それとも、先にハンバーガーを食い、あとから豪華版を食って満足感をえるか。まあ、ここは後者だ、もぐもぐ、ごくん。むしゃむしゃごくん。
 ……と、あっという間に食べた結果として、「クオーターパウンダー買うのと同じ金額でハンバーガーなりチーズバーガーなり買った方がいいんじゃね?」と。正直、あんまり差を感じなかった。いや、手に持ったとき「ずしり」とくるところはあった。重みはあった。たしかに肉は大きい。が、かといってそれほど差があるかというと、そうでもねえような。なんか違った香りはするし、重みのぶんだけ食い応えはあるけれど、たとえば「ハンバーガー二つとチーズバーガー二つ、それぞれ単品で」などという昼食も可能な俺にとって、そう思わずにはおられないところであった。また食うことはあるかもしれないが、まああんまりないかもしれない。おしまい。