園田競馬〜菊水賞〜 あるいは今のジムカーナ、前のジムカーナについて

 なんとはなしに、今日の注目レースをクリック。出てきたのが園田の3歳重賞。目についた馬、ジムカーナ

 そうか、前のジムカーナからずいぶん経つのか。

 こっちが前のジムカーナだ。俺の中で強く印象に残っているのは、3歳(当時は4歳表記)の春、いきなり古馬相手の重賞である目黒記念に駒を進めたところだ。ちょうど目黒記念の施行時期が変わったころ、そしてまた、○外のダービー出走制限が厳しかったころ。ああ、あのときの、薄暗い目黒記念

 俺はたぶん、ジムカーナの馬券を買ったと思う。NHKマイルカップからの転戦は無茶だ。しかし、裸同然の51kg、あの豪脚が炸裂すれば……。いや、しなかったのだけれどね。
 ……というわけで、俺は菊水賞の馬券を楽天競馬から買った。馬券はジムカーナ単勝、そしてワイドと馬連で人気どころへの流し馬券。園田の3歳戦線の事情も、ジムカーナの鞍上の名前の読み方もわからん。が、買ったんだ。
 レースは好ダッシュからミナミノヒリュウが引っ張る。このジムカーナは先行タイプか、三、四番手外を行く。実況で2歳チャンプと呼ばれたタマモリターンは後ろから。
 勝負所か三角四角。ここで引き離しにかかるミナミノヒリュウジムカーナは単独二番手を行くが……直線入って力尽きてここまで。あとはミナミノヒリュウをかわしたキヨミラクルと、中団から伸びてきたカラテチョップの一騎打ち。わずかにカラテチョップが叩き合いを制して優勝、つづいてキヨミラクル、ミナミノヒリュウ、四着に突っ込んできたタマモリターン。
 ……さて、またこの馬たちと巡り会うことはあるのだろうか。南関で、あるいは中央で。また、そういうこともあるかもしれない。それでは、またしばらく。