『涼宮ハルヒの憂鬱』、エンドレスエイトにはたまげたなぁ

 身も心もエヴァとか言っといてなんだけれども、ハルヒの「エンドレスエイト」三連発にはたまげた。それこそ、エヴァのテレビシリーズの最後の方みたいな、「おい、これ、なんだよ?」的な、たとえとして妥当かどうかわかんないけど、小川vs橋本みたいな、ガチかよ? みたいな、いや、そういうあたりに踏み込んできた感じがあった。本当に、もう一回ループさせるのか! って、そういう驚き。いや、俺は最初の放送を見ていないし、原作も三巻の最初までしか読んでないからあれなんだけれども、なんだこれは、たまげたなぁというのが感想。率直な感想。もしも俺が馬主になったら、「エンドレスエイト」って馬名つけようかと思うくらいだ。その場合、父がプリサイスエンドだったりするといいと思う。
 いや、しかし、贅沢だ。俺、まだアニメのことよう知らんけど、なんか回が足りないみたいなものもあるように感じるのだけれども、いや、これやるか、と。放送の枠自体を使ったネタというか。これももう、人気作品としての地位があって、その「あらためて放送」ゆえの余裕というか、それだからできることかもしらんが……。と、そのあたり気になるんで、いろいろネットで見てみたいけれども、やっぱりその、ネタバレは「禁則事項です」ってことにしておきたいところがあって、まあモヤモヤしたまま来週を待つ。でもなんだ、次回予告なしで、「ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃーん」って、あの終わり方も、予告無しで新作突っ込んできたり、これかましたりと、狙いあってのことなんだなって。
 まあ、そんなわけで、正直、顔と名前くらいしか知らないときは、単なる萌えアニメ(‘単なる萌えアニメ’がいったいいかなるものかわからんが)と見くびっていたところがあるが、やはり何かすごい人気があるということは、それだけの何かが、たとえば、俺は女性キャラのルックスについては文句ないが、いや、そればかりではない、というあたりを見たという気になっている。
 そんなわけで、いや、しかし、どうやってこれを終わらせるのか、はっきりいって興味津々で待つ。涅槃で待つ。いや、涅槃には行かないけれども、なかなか死にたくない今日このごろなのでした。おしまい。