K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8(←長い)の感想

 テレビで見た。九時ちょっとすぎに気づいたら、Hiroyaの試合が終わるころだ。キシェンコの試合で酒に酔って寝た。ただ、意識はありつつの入眠だったので、録画はできた。朝、テレビをつけると、みのもんたの番組で、ちょうど魔裟斗さんが川尻をノックアウトするところが映った。そりゃ昨夜、TBSのまま電源切ったけどさ、こんな偶然はうれしくない。

ジョルジオ・ペトロシアンのディフェンスにしびれた

――相手は研究してくるタイプで有名だったが、自分が研究されていると試合中に感じた?
 自分はコンビネーションを長く出すタイプなんですが、それができなかった。もしかしたら、相手がよく研究してきた結果、長いコンビネーションを出せなかったのかもしれない。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2009/2009071301/2.html

 ようわからんが、クラウスが手も足も出ないというか、手と足を出してもかわされるというか。なんか谷川はお気に召さないようだけれども、いや、強いんじゃねーの? なんかわからんが、馬券あったらこれの単勝を買いたいような気になった。でも、外れるような気もしている。ようわからんが。

山本“KID”徳郁の見事なダウンっぷりにしびれた

 KID選手に勝つことができて、まるでロトくじに当たったよう。夢みたいです。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2009/2009071301/6.html

 俺はだいたいKIDびいきなんだけれども、このK.O.劇にはしびれたね。なんかもう、ワンツー食らってぶっ倒れてるのに、頭に血管浮かび上がらせて、必死に立とうとしてるじゃん。その様と、腕のメカ風刺青が相まって、こわれたロボ感が出ていてよかった。あと、チョン・ジェヒは、なんか正直、かませかと思ったら、見事だった。

渡辺一久の野球選手っぽい名前にしびれた

 オレ、普通と違うじゃないですか。人それぞれ役目があると思うんです。自分の行く方向性っていうか、ここで負けたら終わっていたんで、この先は全然考えていなかった。家に帰ってから、自分の方向性を考えたいですね。
 ここでオレがチャンピオンを目指すって言ったところで、もっと強い選手はいるだろうし、上松君にもまだ勝っていないですしね。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2009/2009071301/7.html

 異色の元ボクサー。相手が打ち合ってくれて、見事にK.O.。なんかわからんが、おもしろい。あと、身体がすげー引き締まってて、気合いはいっとるなぁって見えたんだけれども、どうだろうか。腰カクカクさせて、またかましてほしい。しかし、総合志向ってのはようわからんな。

川尻の倒れっぷりにしびれた

 K−1選手と総合の選手が違うなと思ったのは、K−1選手だとワン・ツー・スリーと打ってくるんだけど、総合の選手はドン・ドンと打ってきて、こっちがバックステップで下がってでもまだ打ったまま追いかけてくるんですよね。効いたパンチはなかったですよ。効いているように見えたかもしれないけど。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2009/2009071301/5.html

 魔裟斗さんの的確な解説。言っておくけど、俺、魔裟斗びいきだから。で、やっぱり畑違いがリング上がってきたら、容赦なく叩くあたりはいい。とはいえ、やっぱり川尻みてえな強そうな選手を倒すのはたいへんそうだし、なおかつ向こうも殴ってくるのだから大変だ。まあ正直、どっちが勝ってもえかったけど。なんか会場も盛り上がっててよかったんじゃなかろうか。最後の倒れっぷりも絵になっていた。あれはタオルが見えたのかな? まあいいや。

 ……というわけで、妙に格闘技熱が冷めているこのころだけれども、もちろん地上波でやってくれりゃ、忘れないように見ますので。おしまい。