超広角機動体、石川町構造物を撮る

 トキナーAT-X 116 PRO DXというレンズが手に入った。買ったわけではない。買うなら手の届くていどの単焦点がほしい。

 とはいえ、これもf2.8とかいうので、自分の持っている中では明るいと言っていい。そのうえ、11-16mmの大口径超広角である。字面がいい。字面でいえば、大艦巨砲主義は空母戦なんぞ鎧袖一触である。

 いや、俺もデジカメを持ち始めて面白いと思ったのは、リコーの古いコンデジにDW-4とかいうワイドコンバージョン装着とかいうものであって、サイクリングなどに持って行ってなかなか楽しかった。

 広角は楽しい。ただ、どうもレンズを買いたいとかなると、気持ちは望遠寄りに行くところもある。人間の持つ遠見の欲求だろうか。よくわからん。ただ、広角は楽しいと思う。だから競馬場にも持っていったけど、あれだ、やっぱりああいうところは望遠だな。もっと馬や人に近寄れるなら別だろうが。

 ギューンとなるところがいい。歪みなんかはあった方がいい。おもしろい。

 というわけで、この写真は石川町駅のあたりだ。ほら、あのあたりのアレだよ(ギスギス)。……いや、(ギスギス)言いたかっただけです。

 高速道路とかジャンクションとかそのあたりの趣味とかもあるんだろうけど、俺はそこまで好きではないが嫌いでもないというかむしろ好きだけれども。

 中途半端者としては一つのなんとか趣味に絞りきれない。魔法少女の壁紙のiPhoneからNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを聴きつつ片手に東スポ向かう先は府中の皐月賞という統一感のなさが俺といっていい。

 ところでこれら写真はたぶんレンズの明るさ頼りで「P」モードでバシバシやっただけなんだけれども、それだとなにか「P」モード以外も使えるとにおわすような感じなんだけれども。

 いや、それでも最近、「S」モード、シャッター速度優先で、暗く撮りたいときに暗く撮れるという発見をしたのだし、少しは賢くなってるような気もするが、よくわからない。

 そんなこんなで、まあぼちぼち。

 おしまい。