映画『山猫は眠らない』をみる

 検索したら一番上に出てきたけど、クアドリロジーってなに? って、どうも四作セットということらしい。今回おれがみたのは1作目。いや、なんか戦争映画でいいのねえかって、その手のまとめとか見てたらだいたい名前が出てきてて、「まあたぶんテレビとレンタルビデオで見たことあるからいいや」くらいに思ってたんだけど、まあまったく覚えてないことこの上ないので思わず借りてみたというわけであって。いや、白状するとやや『うぽって』の影響もあります、たぶん。
 で、やっぱこれはなんというのかおもしれーなーって思ったんだけど、かといって、なんというのか、すごくすごいオールタイムベストってほどじゃねーかなーくらいの。いや、でも、主人公の二人とか、なんつーのか、役と俳優がビタっと決まってるところはあるし、それぞれの狙撃銃と、そのスコープの見え方までキャラにフィットしてて、なんかそのあたりはぬかりないというか(銃やスコープについて知ってるってわけじゃなくて、映画として見てて「らしいなぁ」という感じね)。
 で、「One Shot, One Kill」なんだけど、あれ、最後んところでtwoになるのはなんなんだろうね。「オレごと刈れ」的な? それとも、てめえの心の弱さを撃てみたいな? まあ、わかんなかったです。あと、なんか近接戦闘になりそうな感じもあるというか、なるのに、狙撃銃のほかにハンドガンとナイフだけでいいのかとか、わかんないことは多い。けど、突撃銃まで持ち歩けるかよとか、そもそも見つからないで行く、ランボーとかじゃないのが売りだから、みたいな、そういう話か。
 そんで、続編が見たいかどうかというとちょっと微妙なんだけど、なんか狙撃物のよさげなのがあったら見たいかとか、そんなんは思った。あと、現場の兵隊がどんなに泥水につかりクソまみれになろうが、ああいう介入するアメリカってのはあんまり好きじゃねえよなとか、余計なことおもった。おしまい。