映画『ハチェット無頼』を見る(うとうとしながら)

ハチェット無頼 [DVD]

ハチェット無頼 [DVD]

山奥で賞金首を捕らえた斧を武器とする賞金稼ぎブレイドは、町の酒場で鉱山の監督バラーに恨みを買い、彼の罠にはまり両目を潰される。復讐に燃えるブレイドは山に身を潜め石を研いで斧を作りバラードとの一騎打ちに備える…。スリリングなドラマが展開するマカロニ・ウエスタン。

 しかし、『ハチェット』無頼て。盲目で石斧て。しかもわりと評価が高いて。

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 なんとなく日記に記してしまった義務感というものがあって、『ハチェット無頼』のDVDをレンタルした。特定のジャンルの映画好きには語り明かせる一本、なのかもしれないが、おれは途中でうとうとしてしまったというのが本当のところだ。もうちょっと破天荒なのを想像していたというのも本音だ。あるいは座頭市みたいなの、とか。とはいえ、たぶんこういう映画のフォーマットというか、様式美を備えている(挿入歌とか)んだろうな、というのは感じたのだけれど。まあ、「どういう映画がこういう映画なんだよ?」と問われても答えられないのだけれど。
 ただ、なんというかいつの時代のどんな局面でも、「やったか!」(←やってない)で返り討ちということはあるものだな、とは思った。かといって、死体をしっかり確認しないで痛い目にあうというのもよくある話で、どうしたものか困ってしまう。いや、困っているわけでもないし、これからの人生で「やったか?」という局面に直面するケースも想定しづらいのだけれども。
 というわけで、石斧投げアクションが見たくなったら見て下さい、と。あと、炭鉱労働者は最初から発破を交渉材料にすりゃいいのにとか思った。おしまい。